まずはお一人お一人の
体調を、詳しく
お聞きするところから
始まります
問診の後、体表を観察し(体表観察)、施術方針を決めます。
身体の不調は、内臓とそれとつながっている経絡の不調和で発生しますが、その変化は体表(主に経穴)にあらわれます。体表を精密に観察(主に脈診)することによって、有効な治療法が解ってきます。
病は日常の生活習慣に起因します。又、現時点での症状はその人の過去とつながってっがおり、過去からの病歴を詳しくお聞きします。これらの事実は、次の身体観察で確認されます。
身体観察は、大きく分けると、身体に触れずに診察する「望診」、身体に触れて診察する「切診」を行います。
望診も、鍼灸医学独特のもので、顔面の気色、舌、眼、爪甲、皮膚、毛髪などを観察診断し、治療の指針とします。
西洋医学では、器質上の欠陥を診る為、映像観察(レントゲン、CT、MRI)、機能的病理を知るための血液検査が基本で、これらは一か所の病変を捉えて、その治療における大きな指針としますので、投薬の拠り所として重要です。
一方、鍼灸医学の身体観察は、身体全体との関連で生理、病理を把握し、西洋医学の検査では得られない、知見が論理的に把握され、鍼灸医学最大の特徴の一つといえます。
身体観察は、主に空間診、脈診、舌診、腹診、背侯診で、全体像を捉え、次に経穴(ツボ)を診ていきます。経穴は360穴程ありますが、全てを診るのではなく、ポイントになる経穴を理論的に選択し(原穴、八脈交会穴等)総合的に組み立て問診と総合して、弁証論治を組み立てます。
鍼灸医学は理論的に組み合わせていますので、原則的として、身体の痛いところに刺鍼することはなく、上記の弁証論治で導かれた経穴(ツボ)に刺鍼されます。
使い捨ての銀製の1本の鍼で、体表観察しながら治療を進めます。
現状の症状は、感染症を除けば、今までの生活の影響を受けています。従って主に食べ物、運動、入浴方法、心の持ち方等について話し合われます。
特に、食事に関しては、主食(玄米、白米、パン)、副食(野菜、魚、肉等)、飲み物(酒、お茶、牛乳等)で積極的に摂取するもの、食べてはいけない物も、話し合われます。
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